6.292018
当店でいちばん選ばれている、礼服・スーツ
私共がどの様に整えていくのか、ちょっとずつご紹介させて頂いております。
今回は、仕上げです。
丁寧に時間をたっぷりかけて乾燥した礼服・スーツ。
今度は本来のフォルムに再整形していきます。
当店ではクリーニング師の手による、アイロンを用いて1着ごと仕上げていきます。
アイロンで仕上げているクリーニング店なんて、最近では時代遅れです。非効率で儲かりません。
多くのクリーニング店は、機械で仕上げています。
衣類って最初は平らの布。
それをステッチなどを駆使し、人間のカラダにフィットするかっこいフォルムにしています。
同じ衣類はありません。だから機械で同じ型に合わせてもダメなんです。
なので手によって立体的になる様に仕上げていきます。
だからアイロンなんです。
一本ずつステッチにあわせて。ただシワを延ばすだけではダメなんです。
それに礼服は、フォーマル仕様にさらに手をかけていきます。
着た時にかっこよいシルエットになるように、縫製された時にあったエリと肩のカーブ。
こちらも丁寧に手によるアイロン仕上げで造っていきます。
このカーブがあると、着た時にすごくかっこいいんです。
実はこのエリや肩をかっこよく仕上げるために、礼服を造って頂けるテーラーさんに勉強に行きました。
構造を知らないと、かっこよくできないと思いまして。
型紙採寸から完成まで全工程を、テーラー職人さんの想いも含めて教わってきました。
中の構造まで知っているので、きちんとかっこよくできます。
今回は着た時にかっこいいフォルムになる仕上げのご紹介でした。
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